もどる  トップへ

AWS旅行記2007年2月

こちらはテキスト版です。掲示板とmixiの日記に掲載した物を一部修正したものです。 写真版はこちら〜。


(1)足湯横丁  赤ちゃんらいおん <赤ちゃんライオンちゃん>

まだまだ外は寒いですが、水面下では秘かに忍び寄る春の気配。この季節に南国へ行き、春の気配をもらってくることは、体調維持上とても大事なことなのです。
というわけで、今年も昨年に引き続き、南国こと、和歌山は白浜町のアドベンチャーワールド(通称AWS)へ行ってきました。
同伴者は大兎さん(権蔵おかん)です。

白浜は、大阪から特急で2時間、という熊野地方の入口にある辺境の地でありながら、全国的に有名な観光地です。
それはもちろん、パンダさんのおかげです!現在AWSにいるパンダは8頭。昨年末には、双子が生まれてニュースになりましたが、お母さん梅梅が生んだ6頭の子ども達は、すくすく育っています。
人の気配の少ない風光明媚な古代からの温泉地、白浜。きっとパンダさんには適した環境なのに違い有りません。

さて、今回の目標は昨年取れなかった「パンダバックヤードツアー」と「アニマルレスキュー」を取ること。
パンダの方は1日限定30人、アニレスは1日限定6人(6組?)という超激戦ツアーなのです。
係の人の話では、土・日は開演前に行列が出来ているため、開園時間に入るのでは、すでに遅いのだそうな。な、なんと厳しい・・・!

危機感をつのらせた私たちは、白浜駅に着いた9日(金)の夕方、タクシーでAWS入口まで連れて行ってもらいました。
あらかじめ、チケット引換券を入場券に替えてもらっておこう、という姑息な・・・いや、周到な作戦です。
閉園30分前という時間で、チケット売り場はすでに閉まっていたのですが、年間パスポート売り場のお兄ちゃんに交渉してみると、OKでした。
チケットはすでに他の場所に引き上げたので、持ってくるまで待っていて下さい、とのこと。
ゲートの前で待っていると、他の係の方がインフォメーションセンターの中でお待ち下さい、と園内に入れてくれました。
そこあったチラシの1枚が私たちの目を引きました。
「双子の名前が決まりました!お姉さんが愛浜、弟が明浜。2月9日」
おお〜〜!!こ、これって今日じゃないですか!!しかも、たった今カラープリンタで印刷しましたという状態の手作りチラシ!!
すっかり嬉しくなってさっそく大事にもらう私達。チケットと、ぐるりんパス(JRのお得な切符)特典のオリジナルグッズまでもらって、満足して宿へ向かったのでした。

今回のお宿は、「ホテル白浜館」。白良浜のすぐ前にあるホテルです。きっと昔は旅館だったのでしょう。
接客も丁寧で、夕食も大変美味、館の主人が一句を木のランチョンマットに書き込み、ラミネート加工して壁に貼っているのも、興味深かったです。
ざざ〜ん、と波音を聞きながら窓を開けると、全〜然寒くない。コート無くても外出できるぐらいです。
そういえば、白浜に来る途中の南部(みなべ)では、もう梅が5分咲き状態。ほぼ満開に近かったですね。
さすがは南国、ここはもう春だよう!

さて、今回面白かったのは「足湯横丁」でした。
白浜館の通り沿いに「足湯」に入りながらお酒や軽食が食べられる場所があるのです。足だけお湯につかって、ビールと梅黒酢サワーを飲みつつ、ほんのりいい気分。お勧めです!
元々、白浜は古代(飛鳥王朝の時代)から知られた温泉地。公衆温泉もたくさんあるのですが、今回はこれで堪能しました。
もちろん、ホテルの梅樽温泉も楽しみました!
徳川吉宗公が梅樽を運んで、海を見ながら風呂に入ったのは、今「白浜館」がある場所にあった別荘なのだそうです。

ホテルのフロントに、明朝9:15にタクシーの予約をお願いして、英気を養いつつ、早めに寝たのでした・・・。

(2)チケット争奪戦  仲良くごはん <仲良くごはん>

2月10日土曜日。
翌朝です。予約してあったタクシーさんは9時10分には来ていました。
ホテルの方には、34分になったらAWS行きバスが来るのに?、と言われたのですが、タクシー代払っても行くことに決め、結局それが正解でした。
(朝から温泉と美味な朝食を堪能したのはもちろんです。)

AWSに着いたのは、9時20分でした。
開園は10時、つまり40分前ですね。しかしタクシーの前には車が何台も連なって、駐車場にはすでに10台近くの車が・・・!
タクシーから降りて、入口に向かってダッシュする私達。
入口の切符切りゲートは5ヶ所あるのですが、5ヶ所とも、すでに第一陣の先客が詰めていました。どうやら私達は、ここへ来た7組目の客だったのです。
若いカップルの後ろに陣取ってから、大兎さんが出口近くのコインロッカーへ荷物を置きに行きました。
一番動きが俊敏そうな人のいる列に並ぶのがポイントです。前が家族連れだと入場に時間がかかりますからね・・・
9時半になると入場券販売が始まり、人が増え始めます。(つまり、前日にチケット引き換える必要はなかったわけです〜)
バスが着き、駐車場もどんどん埋まっていきます。開園する10時前には、5列とも後ろに数十人。全部で120人ぐらい居たのではないでしょうか。
いくら土曜日で、三連休の初日だからって、真冬の2月半ばですよ!?行楽シーズンじゃないんですよ!?それでもこんなに並ぶんですか・・・。
行楽シーズンはもっともっと多いんでしょうね。平日なら並ぶほどのことはないそうなのですが・・・。

さて、入口ゲートの10メートルぐらい前方には、本日のツアー受付台があります。
4〜5ヶ所に別れていて、一番左がお目当ての「パンダバックヤードツアー」。
その右隣が「ジープサファリツアー」「アニマルパトロール」「アニマルレスキュー」のサファリ系、その右はふれあい系(?かな?)、その右は確かドルフィンフィーディング、さらにその右にも何かありました。
どの台を狙うかは、もちろん事前に調整ずみです。

私達は列の2番目ですから、1番目に並んでいる5組の人達には勝てない。
他列の2番手組との争いで、6組目〜10組目のどれかになるわけです。6組目なら目指すツアーが取れる確率は高いですが、10組目ならちょっと微妙。
前に4人家族連れがたくさん入られると、定員6人(6組?)のアニレスや、30人のパンダツアーはきついです。いいとこ先着13組ぐらいが限度なのかなぁ。
正直言って、この時点ではアニレスも半分諦めかけていました。
大兎さんはパンダ、私はアニレス、と分散して狙うことに決め、体制も整え、ダッシュの準備をしてチケットもぎりが始まる時間を待ちます。

そしてついに10時!
前の人のチケットもぎりが終わった瞬間、二枚揃えたチケットを差し出し、ちぎられた瞬間に走り出す・・・!

私はサファリ系の二組目に並びました!私の前にいたカップルの女性が前にそのままいただけ。
そして、アニマルレスキューは一番乗り!!ついでに朝一番のアニマルパトロールまで取ってしまいました・・・(^_^;)

隣を見ると、大兎さんの前には結構な人数が。それは家族連れが全員で並んでいたからみたいで、結局三組目だったのだそうです。もちろん余裕でゲットです!
ともかく、これでパンダバックヤードツアーとアニマルレスキューをゲット!!\(^_^)/
結局良かったのは、人によって狙うツアーがばらばらだということ。
私の前にいた人(カップルの片割れ)は、アニレスではなくジープサファリを取っていましたし、隣の列の二番手さんは、ミステリーツアーを子どもさんに狙わせていました。
子どもさん連れはパンダやアニレス狙いは少なかったみたい。でも、これはその日の運によるかも。前の5組全部がパンダツアーに来たら、それだけで12人は埋まっていたはず。
それと、やはり幼い子どもさん連れの方は、全力疾走というわけにはいかないですよね。お父さんに全権託している家族もいましたが。

並び始めてから40分、ついに今年は昨年のリベンジを果たしました。
お出迎えの犬に挨拶して、まずはお手洗いに(笑)、それから意気揚々とパンダランドへ向かったのでした〜〜。

(3)パンダバックヤードツアー うんていパンダ <うんていパンダ>

白浜AWSには、今8頭のパンダがいます。
お父さんの永明(エイメイ)は、北京動物園生まれの14才。お母さんの梅梅(メイメイ)は、成都のパンダ繁殖センター生まれで、12才。
梅梅が、日本にやってきてすぐに産んだのが、良浜(ラウヒン)お姉ちゃんで、父親は成都にいる哈藍(ハーラン)です
その翌年に産まれた雄浜(ユウヒン)ちゃんは、成都へ行ってしまいました。以前バックヤードツアーに参加した時、相手をしてくれたのは雄浜ちゃんでした。
それから双子の、隆浜(リュウヒン)と秋浜(シュウヒン)。
一昨年産まれた幸浜(コウヒン)ちゃん。
そして、年末に産まれたばかりの愛浜(アイヒン)と明浜(メイヒン)。
白浜生まれのパンダさんたちは、みんな「浜」の字がついているんですね♪

待望のパンダバックヤードツアーは、12時から始まります。
ちょうど朝11時半から産室公開が始まり、梅梅と眠る愛浜ちゃんが見られました。
お客さんが行列で並び、立ち止まらないで歩きながらの見学です。私達も少しだけ赤ちゃんの姿を見ることが出来ました。べちゃ〜〜と寝ている愛浜ちゃん。
バックヤードツアーに集まったお客さんは、見覚えのある人達ばかり。開演前に最前列にいた人達ばかりですね(笑)
2チームに分かれて、前半チームから先にバックヤードへ入ります。
すると、双子の片割れ、隆浜ちゃんがお出迎え〜〜!

赤いロープから内側に入らないよう言われて、パイプ越しにパンダさんとご対面です。ガラス無しで40pぐらいしか離れてないんですよ!
現在体重は98キロ、成人になったら140キロぐらいになるそうです。
お姉さんは、説明しながら、まんべんなくあちこちに竹枝を置いて、どの位置からでもパンダが近くに見えるよう、さりげなく誘導しています。
話が一段落したら次は、お写真タイム。心ゆくまで写真を撮ります。もちろんフラッシュは禁止です。

それから「おやつをあげましょう」タイムです。長い竹の枝先に、りんごを刺して、隆浜の前に差し出します。
かなりマイペースの隆浜ちゃん、焦らず騒がず、竹を食べ終えてからリンゴに食いつきます。
参加者全員が、おやつをあげさせてもらえます♪

この隆浜ちゃんは双子のお兄ちゃんですが、弟の秋浜ちゃんと違うのは「パンダ座り」が上手くて、竹を両手でもって、前へしごくように食べることだそうです。
秋浜は座るのが下手でどこかによりかかり、竹をぶんぶん振り回しながら食べるのだそうです。

このように大変楽しかったのですが、気になったのは、後ろで火がついたように泣き出すお嬢さん。怖いよう、とあらん限りの声で泣き続けるので、お姉さんの声が聞き取れません。
結局、バックヤードから出るまで叫び続けていました。誰も何も言わなかったけど、せっかくの貴重な機会の興を削がれ、むっとしていたのは、きっと私だけではないでしょう。

それから後半チームと交代して、バックヤードから出たところでお話と赤ちゃん誕生ビデオの鑑賞です。質問なんかも聞いてもらえます。
パンダの白毛部分が茶色くなっているのは、白くならないんですか?と聞いてみました。
汚れは染みついていて、水で洗ったぐらいではとれないそうです。
シャンプーしたらとれるかもしれないけど、シャンプーしようと思ったら、全身麻酔でもしないと無理だとのこと。そんな危険をおかしてまで洗うこともないだろう、とそのままにしているだそうです。

バックヤード20分、話が20分で全部で40分。最後に記念ステッカーをもらいました。
大満足のバックヤードツアーから出てきたら、もう少しだけ愛浜をみて、遅い昼食に向かったのでした♪

(4)サファリ、サファリ  ライオンだらけ <ライオンだらけ>

遅い昼食の後は、休む間もなく、サファリワールドをウォーキングすることに決定です!
1周1.5キロメートル、大体50分ぐらいが目安とのことで、意気揚々と出かけます!

パンダの横を通って出発すると、見えてくるのは、象さんたちのおやつタイム!!
紙コップ1個にバナナと人参が4つほど入って200円。いきなり2つ下さい、と言ったのは大兎さんです。
象さん、おやつをあげると、鼻で口に押し込んだ瞬間には、もう鼻が戻ってきてる。食べ終わる前に次のをとるか〜〜〜(^_^;)しかも無くなったら知らんぷり!
鼻って荒い剛毛がいっぱい生えてて触ると痛いんですね。きっと犬のヒゲみたいに、毛で感知してる部分があるんでしょうね。
ここの象さんは、みんな33才ぐらいのお嬢様なのだそうです。(誰ですか、私より若いんやん!なんて言ってる人は?)

次のコーナーからガンを飛ばしているのは、「最強の動物」と噂されているダチョウ氏。
アニパトのお兄ちゃん曰く、もう5人ぐらい転かされて(標準語で言う「転ばされて」)いるそうな。
時速60〜70キロの早さで走れるので、逃げても追いつかれて踏まれるそうです。
なんだか怖いので、遠巻きにしてしまいます(^_^;)

そして、キリンテラスでキリンさんにおやつをあげました。
1個100円のガチャガチャのカプセルの中に乾燥ヘイキューブが入っています。
しかしキリンさん・・・可愛いよう!!どうしてそんなに甘えてくるの?犬みたい!!
口に触っても柔らかいし、にんまり笑って、べっちょりとよだれ(or鼻汁)をコートに付けられてしまいました。
象さんは、おやつなくなったら知らんぷりだったけど、キリンさんは遊んで〜〜と、空のカプセルまでつついてきます。
要するに、甘えたなのね。すっかりキリンさん好きになってしまいました(^^)

その裏では、ちょうどチーターのおやつタイムで、チーターが鶏肉もらってバリバリするところがフェンス越しに見られました。
それからリャマや、水牛、鹿さん、ゼブラ、らくださん、カンガルーやヒマラヤの山羊みたいなのなどなど、沢山のコーナーをまわりました。
3頭の女性に虐められている男性シロサイを見たり、水牛を散歩させているお兄さんと話ししたりしながら、ぐるっと廻ります。

いよいよお楽しみのライオン・フィーディング!
これはウォーキングエリアから空中通路が延びていて、ライオンエリアの中に入って、おやつをあげることが出来るのです。
フェンスに囲まれた塔の中から、鉄の筒の上で鶏肉を振ると、寄ってきたライオンさんが待っています。
目があったらすぐに鶏肉を落とさないと、手を伸ばしてくるそうです。1回100円。
すばやく取ったライオンが、少し離れた場所へ寝ころんで、お肉をバリバリ噛み砕く音が聞こえます。最後はやっぱりお父さんが強いです。

ライオンエリアを離れると、ウォーキングコースももう終わり。出口近くの梅の花が満開に近いのを見て、南紀は春だなぁ、と実感したのでした。

象さん・キリンさん・チーター・ライオンのおやつの時間は、決まった時間のみです。
13:25頃にウォーキングサファリに出発すると調度良く全部見て参加できます♪
なかなか楽しい体験でした♪

なお、肉食獣をゆっくり見たい時は、後で書くアニマルパトロールかアニマルレスキューの参加がお勧めです。
次は、もう一つの目玉、アニマルレスキューのお話を書きま〜す。


(5)アニマルレスキュー それなあに? <それなあに?>

ようやく旅行記も最後です。アニマルレスキューとは何か?それは、閉園間際のサファリを回って、動物達が寝ぐらに帰るお手伝いをする、というツアーなのです。
1日1回、人数は専用車(4WDランドクルーザー)に乗れる6人のみ。ただし、この日は車が2台出ていて、6組が参加していました。取るのが難しい最難関ツアーの1つです。
似たものに、アニマルパトロールというのもあります。内容はほぼ同じですが、最後の追い立てが無いことと、猛獣舎での見学が少し違います。こちらは1日3回。
私達は、朝イチのアニパトに参加して、閉園時のアニレスにも参加、という大人な遊び方をしたのでした(笑)

さて16時。いよいよ車に乗り込みます。実は、朝のアニパトで乗ったのと同じ車、案内も同じお兄ちゃんでした(^_^;)
土日は、最後のケニア号が4:15にならないと発車しません。
ケニア号というのは、サファリ内を回る無料の無軌道電車なのですが、最後のお客さんが見終わるまで、動物は獣舎に帰っちゃいけないのです。

というわけで、まずはライオンエリア内の見学から。
ライオンは、この車をお客さんと認識しているため、30pの至近距離まで近づいても「なんや、車か〜」という感じ。隣のエリアの熊など「車が来たらおやつもらえるんだ」、です。
ライオンや熊を、どアップの至近距離で見ることが出来るのが、このツアーの醍醐味でしょう。
とにかく大きいのですが、ライオンは思ったよりもおっとりムード。手は大きくて肉球も大きくて、大きな猫そのもの。ガラスが無ければ近づけないですけどね。
隣の熊さんは、肉をやらずに育てていて、おやつのみかんが好物です。しかも教えてもいない芸をするのです。体はやたらと大きいし、顔が独特の表情でユーモラスというか、怖いというか・・・、
一番怖いのは、やはり虎です。群れを作るライオンと違って、虎(アムールトラ)は基本的に一匹狼だし、車に敵対心を持っているし、本気で殴られたら車のガラスなど割られてしまうそうです。
バンパーもちぎられると言っておられました。お客さんのいない時に使う車は傷だらけになっているそうです。

猛獣の見学が終わったら、最後のケニア号が通過したとの連絡があり、通常ルートに戻りました。まず象さんです。
3頭の象のお嬢さん、足取り軽くねぐらへ戻ってきます。動物たちは、みんな最後のケニア号が通ったら帰れると知っているので、気もそぞろ。
「今日の仕事がおわったぜ」モードで、とっとと獣舎のドアの前で待機しているのです(笑)
象さん達がそれぞれの部屋に入ったら、象使いさんが素早く足に鎖を巻き付けます。
象さんたちは、鼻を伸ばして部屋の前にある大根などを巻き取って食べるのです。おやすみを言ってお別れ、再び車へ。
車に乗ったまま、隣のキリンさんがガチンコ首のぶつけ合いしたり、走るのを見ました。キリンさんは走るのがめっちゃ早いです!!
歩幅が異常なぐらい大きいのですよ〜〜〜。ほんの2〜3歩で、瞬く間に遠くに行ってしまうんですよ!!びっくりです。
それからシロサイコーナーで、3頭の雌サイの隙を狙って前に回り込もうとする雄サイが、雌の一頭に激しく追い払われるシーンを見てしまいました。哀れです・・・。

そして再び猛獣エリアへ。
昼間は寝ていたユキヒョウも、帰宅時間をまってそわそわ。チーターもお帰りです。
チーターは自分の体より大きい動物は襲わないので、人間や大型草食獣が一緒にいても大丈夫だそうです。
足が早い代わりに脂肪が少なく、病気になりやすいので冬は暖房を入れるそうな。

いよいよライオンさんのお帰り時間です。みんなそわそわ、車を待ちかねています。
ここでアニレスの本領発揮、車でぎゅんぎゅん回り込みながら、ライオンさんをねぐらの方へ追い立てていきます。道はでこぼこ、車は揺れ揺れです。
追い立てなくても自分から帰って行くのもいれば、嫌がってなかなか入らないのもいます。この日は割と順調。
何故か、1つの扉に6頭もぎゅうぎゅうになって入ってゆくライオンさん。どうしてそんなに狭いのに、密着するんでしょ?
「群れの動物ですからね〜〜」う〜〜ん、不思議。ライオンって猫とは少し違うのね。
ライオンさんが終わったら熊さんを追い、最後に虎さん達です。
アムールトラは、係員さんと駆け引きするので、追い込むのは頭脳勝負だそうです。追われた、という形は不本意らしく、あくまで自分のペースで歩きます。
そして虎は必ず1室1頭。2頭いるけど追うのも別々、部屋にも別々に入れます。
一番最後は白虎、ホワイトタイガーさん。白虎さんは、アムールトラとは違い、自分のルートが決まっているので、楚々と進みます。あちこちにマーキングしながら。
優雅に尻尾を打ち振って、匂い付け。かかったら、乾くと大変臭い・・・のだそうです。

最後は猛獣舎の見学です。
アニパトの時の見学と違うのは、全ての動物が室内に戻っているということ。特に外から戻ったばかりで、お腹のすいたライオンや虎の威嚇の声はすさまじい。
檻があるとはいえ、目の前20pで虎に咆哮されると、文字通り身がすくみます。地面が揺れるんですよね。すごい怖いです。
中国で、素手で虎を倒すなんてそんな事が出来たらそりゃ英雄だよね〜〜〜(^_^;)

ツアーが終わって乗り場に戻ったのは、閉園直前の16:58でした。
そのまま真っ直ぐ、出口方面へ向かって歩き出します。閉園は17時ですが、出口前にあるお土産エリアではお客さんがいる限り、追い出したりはしないのです。
バスの時間まで、慌ただしくお土産を買い込みます。またパンダのDVDも買っちゃいました♪

今回は、これ以外にも、北極熊のおやつタイムや、海獣エリア、ペンギン王国なども楽しみました。でも、アシカライブやマリンライブ、ふれあいエリアに行く事は出来ませんでした。
時期的に、鳥関係のイベントは全て中止になっていました。ここのペリカンさんと遊ぶのも楽しいのですが。
開園から閉園まで、1日では回りきれず、全く飽きないところです。次回は、イルカさんおやつツアーを申し込んでみてもいいかも。
というわけで、今回のAWS旅行記は終わりです。長々と読んでいただいてありがとうございました〜〜m(__)m

トップへ  写真のページへ    会いにきてね♪  <会いにきてね♪>