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大旗英雄伝 人物紹介

*この人物説明は、2006年央視版の連続TVドラマを元に、ネタバレしない程度に書いています。
*リンク:チャンネルNECOさんの特設ページマグザムさんのページ大陸の紹介ページ
*原作は、翻訳本は未出版です。
*登場人物は、おおむねドラマでの出演順番に沿って書いています。
*もし記載事項(漢字など)に間違いを見つけられたら、掲示板でもメールでもお知らせ下さいm(__)m

★原作と設定の違う部分があるので、一応ドラマ版に沿って書きたいと思います。

大旗門とは:明朝末期、武林の動乱の時代に混乱を鎮め武林を統一した一門である。
 初代の掌門・鉄鋼(てつこう)と雲鵬(うんほう)の二人が創立した。
 厳しい鉄の掟と、鉄の意志を持つ弟子達で知られ、「鉄血大旗門」と呼ばれ称えられた。
 約20年前に、五福連盟の造反にあって滅亡し、生き残った弟子達は塞外へ逃げて復讐の時を狙っている。

<主人公達>
1) 鉄中棠(てつちゅうどう):
    
大旗門4代目の弟子。4代目の中では上から二番目で、二哥と呼ばれている。
    鉄毅(てつき)の長男で、弟の鉄中樹がいる。
    大旗門の一門の特徴である”鉄血”=剛胆さ、責任感と鉄の意志を持ちながらも、冷静で慎重、知恵が回る策士タイプ。
    直情径行の弟弟子・雲錚に誤解されながらも、秘かに彼を助け続ける。
    怪我を救ってくれた美少女・水霊光(すいれいこう)と恋に落ちるのだが・・・。
    
2) 雲錚(うんそう):
   
大旗門4代目の弟子。4代目の上から三番目。鉄中棠からは三弟と呼ばれている。
   掌門の雲翼(うんよく)の次男。ドラマでは一番の男前。
   直情径行で思いこみが激しく、無鉄砲。かなりの頑固もの。
   鉄中棠の真意を理解せず、彼が兄の仇と思いこみ、憎み続ける。
   美女・温黛黛(おんたいたい)を愛するが、彼女が司徒笑の策で誘惑していたことを知り、素直になれない。

3) 水霊光(すいれいこう):
   
水柔頌(すいじゅうしょう)の娘。
   18年間、断崖絶壁に囲まれ外の世界と隔絶された谷で育った。
   純粋で優しく、天真爛漫だが、芯は強い。軽功に秀でている。
   鉄中棠を助けたことから、彼と恋に落ち、彼と外の世界に出て行く。
   出生を巡る秘密に翻弄されるが、その父親は意外な人物・・・?

4) 温黛黛(おんたいたい):
   
司徒笑(しとしょう)のに身請けされた愛人で、フェロモン系の美女。
   怪我をしていた雲錚を救い、彼を誘惑する。
   貧しい育ちだったため、宝石や宝に執着が強い。
   しかし、雲錚と出会ったことは、彼女自身の人生と心を大きく変えて行く。

<五福連盟のみなさん>

五福連盟とは:5つの武門、寒風堡(かんぷうほう)、盛家庄園、(せいかそうえん)、落日牧場(らくじつぼくじょう)、
 天武ヒョウ局(てんむひょうきょく)、霹靂堂(へきれきどう)の連盟のこと。
 大旗門の配下だったが、約20年前に大旗門を裏切って武林を掌握する。
 先代からの五福連盟と大旗門の因縁は、すでに知る者も少ないが、その起源は意外なところに・・・

5) 司徒笑(しとしょう)
  落日牧場の主。五福連盟の一員で、知恵袋、軍師と言われる。でも鉄中棠にはやられっぱなし(^_^;)
  五福連盟の盟主の座を狙っている。 弟子は小包子。
  愛人の温黛黛に、雲錚を誘惑させ、大旗門の本拠地と秘宝を探ろうとするのだが・・・?
 
6) 冷一楓(れいいっふう)
  寒風堡の主。五福連盟の一員。
  男手で育ててきた二人の美しい娘が自慢だったが、長女の冷青霜れいせいそう)が、大旗門の雲鏗と恋仲になって激怒する。
  後にソン毒大師の弟子となり、毒神となる。

7) 盛大娘(せいたいじょう)
  盛家庄園の主。五福連盟の一員で、残虐な気性のとてもコワいおばちゃん。
  かつて17才の息子に3人の妻をあてがったが、身籠もった水柔頌(すいじゅうしょう)を崖から突き落とした。
  息子を溺愛しているらしい。猛毒の天女針を使う。
 
 ちなみに盛大娘というのは、盛家の大奥様、って意味ですから、本名ではありません。
  本人の姓も名前もちゃんと別にあるはずです。


8) 盛存孝(せいそんこう)
  盛大娘の息子。水柔頌の夫だった。40才前ぐらいだと思われる。
  かなりまともな性格の持ち主で、表だっては母に逆らわないが、さりげなく救ってくれる。
  五彩剣客の筆頭で、二つ名は「紫心剣」。
  朱姓父子の最大の被害者かも・・・(^_^;)

9) 黒星天(こくせいてん)
  天武ヒョウ局のヒョウ頭。五福連盟の一員。
  性格は酷薄で、欲深い。弟子は沈杏白(しんこうはく)。
  大旗門の秘宝を狙っており、協力者を殺し、同盟者を騙すことも厭わない。

10) 白星武(はくせいぶ)
  黒星天の義弟。黒星天と共に「黒白双星」と呼ばれる。
  黒星天よりは単純だが、性格は似たようなもの。

<大旗門御先輩の方々など>

11)雲翼(うんよく)
  大旗門3代目の掌門。2代目掌門・雲楓(うんふう)の長男。
  雲鏗、雲錚兄弟のパパ。
  父が殺されるのを見てから、復讐の一念で子ども達を育ててきた。
  かつて大旗門の掟に従い、妻を捨てたことがある。

12) 雲九霄(うんきゅうしょう)
  大旗門3代目の弟子で、雲翼の弟。
  掟に従って、妻の陰素(いんそ)を捨てた。
  
13) 鉄毅(てつき)
  大旗門3代目の弟子で、2代目掌門・鉄柳(てつりゅう)の長男。
  3代目の掌門となるはずだった、と思われる。
  鉄中棠くんのパパ。水霊光ちゃんとはお友達。
  かつて秘宝を取りに行くと言ったまま、行方知れずになっていた。
 
14) 鉄青箋(てつせいせん)
  大旗門3代目の弟子で、鉄毅の異母弟。鉄中棠くんの叔父。
  残虐で酷薄、兄を裏切って毒を飲ませ、宝を手に入れるために黒星天と手を組む。
  かつて水柔頌を口説いたことがあるが、実は・・・??

15) 鉄漢(てつかん)
  大旗門三代目の弟子。鉄毅、鉄青箋の弟。
  大きな斧を使う、短気なおじさん。後に・・・?

16) 雲鏗(うんこう)
  大旗門4代目の弟子。4代目の中では最年長で、大哥と呼ばれている。
  掌門である雲翼の長男。ドラマではでかい目の兄ちゃん。
  偵察の命を帯びて寒風堡に忍び込むが、冷一楓(れいいっふう)の長女・冷青霜(れいせいそう)と恋仲になる。
  仇の娘と通じたことで、裏切り者として、五体八つ裂きの刑に・・・??

<女性達>

17) 冷青霜(れいせいそう)
   寒風堡の冷一楓の長女。
   大旗門の雲鏗と恋に落ち、彼の子を身籠もる。
   雲鏗と別れたまま、1人で子を育てようとするが・・・。

18) 冷青萍(れいせいへい)
   冷一楓の次女。冷青霜の妹。
   真実の愛に憧れ、鉄中棠に秘かな想いを寄せる。

19) 陰素(いんそ)
   雲九霄の妻。かつて夫に捨てられ、常春島(じょうしゅんとう)に拾われた。
   島を抜け出して夫の元へ来たが、崖の下に突き落とされる。

20) 日后(にっこう)
   常春島(じょうしゅんとう)の現当主で、二代目日后を継いだ。
   大旗門等に捨てられた境遇の女性達を救っている。
   大旗門と五福連盟の戦いには傍観の姿勢を守っているが、彼女らが動く日はやって来るのか・・・??

20) 水柔頌(すいじゅうしょう)
   水霊光の母。
   かつて盛存孝の3人の妻の1人であったが、身籠もった後、盛大娘に崖から突き落とされ、
   断腸谷で18年間暮らしてきた。かつての経験から、男性という男性を憎んでいる。
   娘に厳しく当たってきたが、それは怒りの裏返し。 本人も知らない秘密がある。


<江湖の人々>

21) 趙奇剛(ちょうきごう)
   鉄匠村の武振雄(ぶしんゆう)の義弟。
   寒風堡の武術師範をしている。妙な帽子をかぶったおっさん。
   昔、鉄毅に恩誼を受けたことがあり、鉄中棠を助け、彼の頼みで雲錚を救う義侠の人物。

22) 柳荷衣(りゅうかい)
   趙奇剛の義理の娘。
   記憶喪失のところを趙奇剛に拾われた。美人だが気が強い。ツンデレ系?

23) 武振雄(ぶしんゆう)
   鉄匠村の刀鍛冶。趙奇剛の義兄。
   寒風堡と取引があったが、鉄中棠を逃がしたため、追われることとなる。

24) 李洛陽(りらくよう)
   洛陽の李家の主人。宝石大会を開催する名家で、来るもの拒まず、客人の素性は問わず、客は守るという掟を守っている。
   霹靂火とは義兄弟。気配りも目配りも出来る腹のすわった親父さん。

25) 李剣白(りけんはく)
   李洛陽の息子。まだ若いが、親父に似てなかなか腹のすわった息子さん。
   好感度高し。

26) 霹靂火(へきれきか)
   霹靂堂(へきれきどう)の主、五福連盟の一員。火薬の使い手。
   五福連盟ではあるが、先代からの怨みに賛成できず、大旗門攻めには加わらなかった。
   豪快で心根のまっすぐな、正義感あふれるおっさん。
   弟子の小雷神を巡って、黒星天と仲違いする。
   海大少と意気投合し、正体を知らぬ鉄中棠も気に入る。

27) 海大少(かいだいしょう)
   「天殺星」の異名を持ち、あこぎな金持ちからしか盗まない義賊。李洛陽のお得意様で友人。
   豪快で義侠のおっさんで、霹靂火と意気投合する。何かと言うと酒を飲んでいる。
   元・妻にだけは頭が上がらない。ドラマではドレッドヘアがポイント。

28) 馮百万(ふうひゃくまん)
   山西のお金持ち。妾を沢山侍らし、潘乗風を用心棒に雇っていたが、裏切られる。

29) 潘乗風(はんじょうふう)
   馮百万の用心棒。美女に目が無く、淫賊と呼ばれている。
   水霊光に目をつけて、爺さん(鉄中棠)に雇われる。大変助平で気持ち悪い。
   九子鬼母陰儀に、弟子の仇として追われている。

<鬼谷の人々>

30) 陰儀(いんぎ)
   九子鬼母(きゅうしきぼ)として江湖で恐れられている凄腕の使い手。鬼谷に住んでいる。
   9人の弟子を抱えていたが、一番お気に入りだった青竹の死から潘乗風を追っている。
   彼女から奪魂珠(だっこんじゅ)を与えられた者は、9日以内に殺される。
   水霊光を気に入り、弟子に迎えようとする。
   かつて諍いのあった妹を憎んでいる。厳しく恐ろしくも情の深い、美貌のおばさま。
 
31) 艾天蝠(がいてんぷく)
   陰儀の一番弟子。盲目で目に覆いをしており、コウモリの様に空を舞う。
   普段は優しい大師兄だが、盲と言われると激怒してとまらなくなる。
   かつてある人物の顔を見たために、目をえぐりとられた過去がある。
   鉄中棠と心を通じ、義兄弟となる。目を隠してる方が良い男に見えるような・・・(^_^;)

32) 小華(しょうか)
   陰儀の末弟子。まだ少年だが、軽功の腕は江湖でもピカイチで、五福連盟の連中すら煙に巻く。
   温黛黛や水霊光など、美人のお姉さんが大好き。片足びっこを引いている。
   口達者で、愛嬌があり、憎めない少年。水霊光を、仙女姉さんと呼ぶ。本作品のマスコットキャラ?
   
33) 温熬鬼子(おんさつきし)
   陰儀の弟子。毒の使い手。
   なんとなく不気味。あまり若くなさそう。

34) 四大魔女(よんだいまじょ)
   陰儀の弟子で、易氷蘭(えきひょうらん)、易氷梅(えきひょうばい)、易氷菊(えきひょうきく)、易青竹(えきせいちく)の4人姉妹。
   青竹が、潘乗風の手にかかり自殺してしまったため、3人しか残っていない。

<さらに江湖の人々>

35) 沈杏白(しんこうはく)
   黒星天の弟子。女好きで、欲深く、日和見の卑怯者。
   師匠の危機に救わずに逃げてしまったため、裏切り者として追われる。
   鉄中棠をさらったり、司徒笑に寝返ったり、何かと忙しい。

36) 小雷神(しょうらいじん)
   霹靂火の弟子であったが、火薬使いの腕を見込まれて黒星天に買収される。

   
37) 敏児(びんじ)
   温黛黛の侍女。温黛黛が旅しても、その先で突然現れる不思議な侍女(笑)
   目端が利き、気が回る侍女の鑑。

38) 花大姑(かだいこ)
  妓楼・黄蜂銷金窩を経営するやり手の女将。
  妓女達は女王蜂と呼ばれ、美貌と武芸を誇る。
  海大少の元妻。半年も家を空けて帰ってこない夫に愛想を尽かして別れた。
  (原作では設定にかなり難があるのですが・・・)

39) 雷鞭(らいべん)
  六大名手の1人で、「風雨雷電」の一番目。「雷鞭落星雨」を使う。
  かつては少林寺僧だったが、還俗後にその恩義を記念して「小小少林寺」を作った。
  かなり強引で豪毅、俗気むんむんの怪親父。 
  自分では正義の侠客と思っているが、他からみれば単に自分の我を通したいだけのワガママで乱暴な親父。
  鞭の使い手。本名は雷大鵬。

40) 陰嬪(いんひん)
  3年間、雷鞭に軟禁されていた美貌の女。
  顔を薄布で隠し、素顔を見た人物の目をえぐり出していた残酷な面を持つ。
  不実な朱藻を愛したことから、母が憤死したため、姉の陰儀に恨まれている。
  陰氏三姉妹の末妹。嬪奴という猫を可愛がっている。

41) 銭大河(せんたいが)
   五彩剣客の1人。司徒笑達に手を貸す。

42) 孫小嬌(そんしょうきょう)
   銭大河の妻。五彩剣客の1人。司徒笑達に手を貸す。

43) 朱藻(しゅそう)
   秘境・ロウ山に住む、洒脱なプレイボーイ。顔良し武芸良しの風流な貴公子。
   六代名手の中でも高名な「夜帝」の息子で、小皇子とも呼ばれる。
   気に入った女達を連れてきては飽きて捨てる、真性の女好き。
   それ故に、妻子や恋人を奪われた江湖の武芸者の多くから怨みを買っている。
   屋敷内では、女性達にベリーダンスを踊らせ、仙女脱衣陣という、野球拳のようなお色気武芸を行わせる。
   最初は水霊光の美しさに惹かれるが、やがてその性格に惹かれてゆく。
   後に鉄中棠と義兄弟になる。

44) 無色大師(むしきだいし)
   少林寺の方丈(最高僧)。
   雷鞭の甥弟子にあたるため、雷鞭のごり押し要求を聞いて、雲錚を救う。

45) 雷小G(らいしょうちょう)
   雷鞭の息子。行方不明になった恋人・花霊鈴(かれいれい)の行方を探している。
   親父が、代わりの花嫁を連れてこようとする強引さに閉口気味。
   まだ若いが、黒白双星が全く相手にならないほどの腕前。
   雲錚と意気投合する。

46) 春花、秋月(しゅんか、しゅうげつ)
   朱藻の屋敷の侍女。水霊光の世話係となる。
   心根の良い水霊光に心服し、力になる。

44) 夜帝夫人(やていふじん)
  夜帝の妻、朱藻の母。
  夫と息子の女好きに愛想を尽かし、長年岩屋に籠もって「嫁衣神功(かいしんこう)」を修行している。
  偏屈で気難しい老母だが、水霊光の真心に心動かされる。
  
45) 田蘇(でんそ)
  風九幽の弟子。腕が立つため、五福連盟の助太刀を行う。
  金さえ払えば手を貸すが、金が無ければ話も聞かない即物的な人物。
  江湖でも、気持ち悪がられている。

46) 風九幽(ふうきゅうゆう)
  六大名手の一人で、四兄妹の一人。風四老とも呼ばれる。
  「梭」とも呼ばれ、「風梭断月魂」という洗脳術を使う。
  会うためには、大金が必要で、棺の中に潜んでいる変人。金にがめつい。
  ドラマでは顔が白塗りで、気色悪い(^_^;)

47) 鴿子(鳩)
   鴿子=中国語の「鳩」です。てっきり日本語に訳すのかと思ってたら、ドラマでは単語そのままに「こうず」とふりがなつけてましたね(^_^;)
   朱藻の屋敷に住まい、仙女脱衣陣を得意とする娘達の筆頭。
   鉄中棠をいたぶって誘惑しようとする小娘。「鳩子ちゃん」。

48) 四人組
  朱藻に仇と因縁つけてきた四人組。 
  「南極毒叟(なんきょくどくそう)」こと高天寿、「玉狐狸(ぎょくこり)」こと楊群、
 「快活純陽(かいかつじゅんよう)」こと呂斌、「神力覇王(しんりきはおう)」こと項如羽のこと。
 名前は派手だが、朱藻の敵ではなかった。

49) 神斧力士(しんせんりきし)
  風九幽の洗脳術によって、操られている斧の男。
  記憶を失う、というよりほとんどロボット状態で、肉体の限界を超えた怪力を発揮する。
  その正体は、寒風堡を襲撃した後に行方不明になった鉄漢であった。
  ちなみに原作では、終盤に大変重要な役割を果たす。

50) 卓三娘(たくさんじょう)
  六大名手の一人で、四兄妹の一人、三番目。
  卓三娘というのは「三番目の卓姐さん」って意味なので、本名では無いはずです。
  「閃電」と呼ばれるほどの、軽功の達人。 性格は、風九幽と大して変わらない?

51) 易挺(えきてい)
   五彩剣客の易兄妹の兄。
   山中の草庵に隠れ住む雲鏗を守っている。

52) 易明(えきめい)
   五彩剣客の易兄妹の妹。兄と共に雲鏗を守っている。
   原作では、鉄中棠の従兄弟である鉄青樹の恋人なのですが、TVドラマでは鉄青樹(従兄弟)→鉄中樹(弟)に変わっているようなので・・・(^_^;)

53) 姚四娘(よう・しじょう)
   洛陽の李家で、お金持ちのおっさん(馮百万)に従っていた妓女。
   妓楼「黄蜂銷金窩」の女王蜂の一人であったが、妓楼が九子鬼母につぶされてから、暮らしがなりゆかず、常春島に拾われた。
   TVドラマでは韓国系顔のお姉さん。

54) 日后(再)
   常春島の二代目掌門。1話で顔を見せて以来の再登場です。
   六代名手のうちの一人で、夜帝と対をなす存在。その性質は、陽性で昼の太陽のごとし。
   男達に捨てられたり、不幸な目にあった女性を救い、常春島で暮らしている。
   救われた女性達は、「黒衣天使」となり、他の女性達を救っている。
   その前半生は、壮絶な悲劇に彩られており、それ故に、大旗門の男達にに厳しく当たる。
   大旗門と五福連盟の因縁を一番理解しているのは、彼女なのかも知れません。
   大旗門の若者である雲錚や鉄中棠が、先代からの掟よりも自分の心に正直に生きると決めた時、
   その時こそ、常春島の悲願が叶う時でもあり、数十年に渡る因縁が解けてゆく時なのです。
   二代目日后を継いだ今では、絶対間違いなく、元・夫より強いに違いない・・・(爆) 

55) 夜帝(やてい)
   六代名手の一人で、多分最強の人物。その性質は静かにして、夜の帝のごとし。
   風流で洒脱、唯一最大の弱点は、女好きであること。朱藻は間違いなくこのパパの息子である。
   この物語で出てくるトラブルの何割かは、この人が原因であるような・・・(^_^;)
   その結果、朱藻がエラい目にあったのは、血の因果ということでしょうか。
   かつて二代目日后に想いを寄せていたらしい。
   鉄中棠を気に入り、彼に武功を授ける。
   ちなみに、盛存孝は、夜帝と彼の息子に踏んだり蹴ったりの目にあった最大の被害者ですね(^_^;)
  
56) 三人娘
   洞窟で夜帝の世話をしている三人娘。
   珊珊(さんさん)他二人。(原作では敏児とか翠児等もいるのですが・・・)
   夜帝が出て行ってしまうと誤解して、洞窟の出口を壊してしまう。
   夜帝らぶらぶの娘さん達である。

57) 「歹食(ソン)」毒大師(そんどくたいし)
    昔から江湖で名高い、毒使いの達人。かつて雷鞭に滅ぼされた「食毒教」の生き残り。
    毒を食して、毒の使い手となる邪派として知られており、冷一楓を弟子に取る。
    その目的は、無敵の毒神を作りだし、武林を制すること。
    壺に入った3匹の蛇とそれを喰らおうとしている親父の絵がトレードマーク。面倒だと思うんだけど、結構遊び心があるらしい(笑)

58) 花双霜(かそうそう)
   六大名手の一人。四人のうちの二番目、暗器の達人で「煙雨」の異名を持つ。
  仇に狙われて逃げる際に、娘の花霊鈴と生き別れになった悲しみで、少し正気を失い、水霊光を娘と思いこむ。
  娘が雷小Gと恋仲であったことは知っているが、雷鞭がうっとおしい親父なので、賛成していなかった。

*六大名手(六大武術家)とは
  
「碧落賦(へきらくふ)」という詩の中の一節 「爾其也、風雨如晦、雷電共作、爾其也、体象皎鏡、是開碧落」 になぞらえて呼ばれた武林の名手のこと。
  四人の義兄弟(雷大老、花二娘、卓三娘、風四老)と、二聖:日后と夜帝の6人を指す。
、 「雷鞭(らいべん)」こと雷大鵬は、鞭の達人で「雷鞭落星雨」を使いこなす。
  「煙雨(えんう)」こと花双霜は、暗器の達人。雨のように暗器が降ってくるのだそうな。
  「閃電(せんでん)」こと卓三娘
(って本名じゃないね(^_^;))は、軽功の達人。
  「風梭(ふうさ)」こと風九幽は、「風梭断月魂」を使う。魂を奪うって、要するに洗脳ですねー。
  この四人とは別に、「動」と呼ばれるのが日后。「静」と呼ばれるのが夜帝のことです。

 
 「風雨雷電、武中四聖」とも呼ばれることもあるが、この四聖には、初代の鉄・雲両氏が含まれるらしい・・・8人じゃん(^_^;) 

これで一応終わりと思います。文章も多少修正しています。また追加することがあるかもしれませんが・・・。

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