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 関西一縁 with ゲスト2名 司馬遼太郎と飲茶オフ紀行
(命名:ゆかりご元帥)

これは、関西一縁(の何人か)と名古屋の趣夏夫妻が、平日の昼間から、楽しくお茶して遊んだ実録物語です。

日 時:平成14年2月13日(水)
参加者:ゆかりご、夏姫、夢見月、趣夏、冰児、えまの
場 所:司馬遼太郎記念館(東大阪市)〜心斎橋・なんば界隈

1.発端は“朝自棄団(あさやけだん)”♪

 それは私(えまの)がまだ東京への長期出張に行く前のことでした。
 天空の朝チャット(注1)にて、飛翼さんと遭遇した折り、司馬遼太郎館がオープンしたというニュースが話題になり、ぜひ行ってみたいですね、と話したのが始まりです。
 そのログを見たというゆかりご元帥から、では、行きましょう、と号令が発布されたものの、肝心の日程がなかなか決まらない。
 とりあえず、私が東京から戻る12月以降ということのみ決まったが、飛翼さんは平日でないと家を空けられないとのこと。
 ゆかりごさんと私は、早めに日程決まれば休みは確保できるということでOK。
 夏姫さんは、「第2水曜やったらディーラーさんが休み(注2)なら出やすいかも、でも、年末年始は旅行に行く(注3)から12月も1月も休まれへんと思う〜。だって、仕事休んでばっかりやないかって、へいちゃんごっつう機嫌悪いねんもん〜」…。
  
  ……まあ、そういうわけで、ようやく2月13日(水)に決定。
  以前から水曜休みだと聞いていた大阪人の夢見月さんにも声を掛け、後は自分ちの掲示板に告知を出して参加者を公募することになったのでした。
  最終的にメンバーが確定したのは前日の夜。
  まず飛翼さんが、突然の子供さんの学校からの行事通知で非参加に(涙)。
  続いて、名古屋の趣夏・冰児夫妻から嬉しい参加通知♪があり、前日までお葬式が入るかもと心配していた夏姫さんも参加できることとなり、合計6名となりました。
  行きたいが平日は無理、との声も多かったですね。次回はぜひ週末にやりたいと思いまーす。

2.集合&昼食会♪

 当日は、朝11時半に近鉄奈良線・八戸ノ里(やえのさと)駅改札に集合。
 遅れた私が43分に駅に着いた時には、すでに皆さまおそろいで…(汗)。
 この八重の里駅は、花園ラグビー場のある東大阪市にあり、普通電車しか止まらない比較的ローカルな駅ではあります。
 とはいえ、大阪環状線の鶴橋駅から12分で着くので、新大阪・名古屋方面からでも行きやすいのではないかと思います。
 私は手違いで出遅れてしまい、遠距離から来てくれた趣夏夫妻にさえ遅れてしまって、どうもすみませんでした〜〜。
  
 とりあえず、正午前ということもあり、先に昼食をとることに。
 駅周囲にはいろいろ店があるのですが、目に付いたのは、すぐそばのイタメシ屋と道向かいのロイヤルホスト。
 「ロイホの方がメニューが選べるのでは?」と冰児さんの意見でロイホに行くことに。
 案内のお姉さん「お煙草はお吸いになりますか?」…みんな、夏姫さんの方を見る。「……喫煙席で♪」(注4)

 というわけで、窓際の喫煙席に陣取った私達。
 趣夏さん、冰児さん、ゆかりごさんはサービスランチ。私はパスタ、夢見月さんはサンドイッチ。
 夏姫さんはさんざん迷ったあげく、注文したものと違う物が出てきたのは「らこの独り言」(注5)にある通りです(笑)
 さて、今回初顔合わせだったのは、夢見月さんと冰児さんのお二人でした。
 夢さんは、水色のコートを着て眼鏡を掛けた、小柄な可愛らしい感じの方。(と言っても私の方が小さいかも??)
 冰児さんは、今回の女性メンバーでは一番背の高い、すらりとした女性。まだ新婚さんで、趣夏さんとの息はぴったり♪
 (そういえば、趣夏さんはなんだか丸くなったような印象が…)
 同じメニューを頼んだ3人の中では、もっとも早く食べ終わってしまい、なかなかの健啖ぶりを示してくれました。
 一方の夢さんは、少なめにするためにサンドイッチを選んだのに、皿に盛られたのはどう見てもアメリカンサイズ!ポテトも山盛り!
 そんな食事をしながら、楽しい談笑の時を過ごしたのでした♪

3.司馬館へ〜〜

 いいかげん話にきりをつけ、ようやく第一目的地の司馬遼太郎館へ向かうことになりました。
 プリントアウトしていた地図を、ゆかりごさんが確認(病院の角を曲がる)してくれたので、迷わず話をしながら道を歩くこと約10分。
 「ねえ、ま〜だ〜〜〜なの〜〜〜?」夏姫さんの声に反応するかのように現れた道案内看板。
 そして白い門には、「司馬」とかかれた表札。「あったぁ♪」
 入り口には、名札をつけたボランティアさんらしき男性が3人いて、券売機で入場券を買うようにと説明してくれる。
 入場券を買うと、おじさんが、「ちょっと説明しますねー」  夏姫 「はいはい」
 おじさん 「こっちの道を進むと、書斎が見えます」  夏姫 「…で?」
 おじさん 「説明は終わりです」 夏姫 「それだけ??」 一同 「・・・・・・・」 夏姫 「だってぇ、説明って言うからぁ〜」
 と、いうわけで、庭を回って書斎を覗いてみました。そこは、陽がさんさんと当たる明るいサンルームでした。
 のんびり寝そべるのに最適なリラックスチェア…。生前のままに置かれているとのことでした。
 広い庭は雑木林のようで明るくて気持ちがいい。そして、庭から続く道を辿って隣の敷地に向かったのでした。

4.天井に届く書架

 道を伝って行くと、いつのまにか記念館の入り口へ。
 半円形ドーム型の記念館の透明な外周に沿って明るい通路が続き、1メートルおきに菜の花が生けられています。
 そういえば、前日の2月12日は司馬さんの命日で、「菜の花忌」が開催されていたとのこと。
 明るい通路伝いに建物の入場口につくと、女性のボランティアさんらしき方に切符を渡し、しおりと菜の花シールをもらったのでした。
 入って右手、バルコニー状の地下一階が見下ろせるつくりになっていて、階下からの吹き抜けと壁面いっぱいに拡がる書架が圧倒的に目を惹きます。
 「おお、これが!!」「すごい〜〜〜〜〜!!」 一同、ただ、感嘆。(写真1)
 「あんな高いとこ、どうやって本出すの?」「あの階段動くようになってるし、空中通路があるよ」
 「いやいや、その通路の下ぐらいのとこよ〜〜」「あそこは・・・無理じゃない?展示用みたいだし・・・」
 一方、夢さんと冰児 さんは、「あ、○○○○があるっ」「うう、欲しい〜〜」と生唾な会話をしています。
 よく見える場所は、装丁のきれいな司馬さんの著作やビデオなどが表紙が見えるように飾られています。
 その横では、司馬さんの家中の部屋全てが書棚になっていた話がビデオ上映中。
 入口でしばし時間をつぶして、ようやく階下へ。
 建物の壁面は、コンクリートの打ちっ放しなのですが、床面が木製フローリングのため、全く冷たさを感じません。
 むしろ、大変暖かい印象です。あちこちに飾られた花といい、木製を基調にした内装といい、外光を取り入れた明るさといい、たいへん気持ちのいい空間になっています。
 階下に降りると、見渡す限り、書架の世界。目立つところには司馬さんの著作が置いてありますが、それ以外の部分には司馬さんの収集された膨大な資料や本類がぎっしりと詰め込まれています。
 貴重な資料など、思わず手に取りたくなるのが人情というもので、「展示物に手を触れないで下さい」の注意書きがうらめしく見えたりします。 
 「これが読めればいいのに…」と、ボランティア係員さんに訴えている来館者もおられました。
 また、部屋の一部は、ガラスの展示ケースになっており、直筆原稿、イラスト、色鉛筆、愛用バンダナなどが置かれていました。

 隣のホールでは、30分おきにNHKの映像を再編集した物が上映されています。
 ゆさんがそろそろ時間だと呼びに来てくれたので、ミニシアターのようなホールに並んで座って鑑賞しました。
 司馬さんが幼少期を過ごした竹ノ内街道近くのお母さんの実家の風景から、戦時中の写真、モンゴルとの関わり。
 日本人はどこから来たのか、そしてこれからの日本がどこへ行くのか?
 小説以外に書き続けたエッセイ、とりわけついに未完に終わった「街道を行く」の話。
 15分程度の短い映像ですが、心に残るものでした。
 
 上映も終わって、再び上階へ。そこでは、著作や絵はがき、季刊誌、司馬さんの愛用していた特製の原稿用紙などが販売されていました。
 そこで初めて気が付いたが、ちゃんとコインロッカールームがあったのですね。
 泊まり荷物を持ったままだった趣夏さん・冰児さん、早く気が付かなくて申し訳ないことをしました。
 そこで物色してる間にさっさと出入り口に向かい、手すりに腰掛けてふくれ顔の夏姫さん。
 「ちょっと聞いてよ〜〜。ここの丸いの、てっきり灰皿やと思って来たのに、違うかったの〜〜。もうがっくりきて腰砕けになってしもたわ〜〜」
 聞いて思わずがっくりしたのは私だけ?

5.お次はどこだ?

 さて司馬館を出て、とりあえず駅に向かいます。
 趣夏さん冰児さんお勧めの茶館行くということだけは決まったが、具体的な行き先は決まっていません。
 駅について、(夏姫さん、もう少し待ってね〜、このまま茶店に行くから〜となだめつつ)、寒風がびょうびょう吹く中で次の行き先を相談…寒いからホームに入ってからにしましょうよ!
 駅のホームにて、冰児さんが全国の茶店紹介本を取り出す。「おお〜〜〜、さすが〜〜」
 「東急ハンズの隣にあるとこがお勧めだけど…」「ハンズならわかるからそこにする?」と夢さん。
 「そうしましょ〜〜」ということで、心斎橋へ行くことに決定。とりあえず近鉄電車で終点の難波へ出る。
 難波から心斎橋は一駅なので、ぶらぶら歩くのもいいのですが、東急ハンズは心斎橋でも反対の梅田側に近く、何より夏姫さん(とみんなの)足の疲れも考慮すると一駅でも地下鉄に乗った方が良いだろうという結論になりました。
 ということで、慣れた私と夢さんが東急ハンズの前まで誘導〜。
 そこからは、もう1つ先の区画か?とあちこちきょろきょろ…。
 「あ、出光美術館だ!!行きたい〜〜」夢さんが叫ぶも茶館探しの流れでは少し無理でした。
 というわけで、ついに目指す茶館を発見!!やった〜〜♪

6.緑碧茶園(るーぴーちゃえん)

 ようやく着いた「緑碧茶園」。
 入口の正面奥には喫茶のテーブル席があり、右手のショーウインドウには売物の茶器やお茶が綺麗に飾られています。
 入ったとたん、右手へ糸が切れたように行ってしまうのは冰児さん、夢さん、趣夏さん。
 興味を示しながらも、とりあえず様子見で入口に留まるゆかりご元帥。
 おそるおそる夏姫さんの様子を見てみると、不機嫌な顔で「もう、座りたい〜〜〜」。
 「あの〜〜、先に座りたいっておっしゃってるんですけどぉ〜〜」と呼びかけ、とりあえず先にお茶することになりました。

 なんとなく無愛想な店員さんでしたが、なんとか6人座れるようテーブルをくっつけてもらって、ようやく着席しました。
 軽食メニューも大変魅力的ではあったのですが、まだ、そんなにお腹も空いてないことだし、やはりお茶を頼むことに。
 豊富なお茶のメニューを手渡してもらったはいいものの、知識のない私には全然わかりません。
 趣夏さん、冰児さん、夢さんは、専門用語が飛び交って楽しそう〜〜に選んでいるのですが、素人の残り3人は説明読んで適当に想像するばかり。
 ゆかりご 「お勧めとかあります?」 相談にのる冰児 「緑茶と烏龍茶どっちが好きですか?」
 夢見月 「あ、やっぱりこれがいいかな?いや、どうしよう〜〜?」
 趣夏 「家で飲まないようなのがいいかなぁ」
 えまの「う〜〜ん、フルーツのがまだわかりやすい?」
 夏姫 「あそこの入口に置いてあったメープルっていうの、蜂蜜のみたいな匂いしてたやつ、どれやろ?」
 えまの 「お店の人に聞いてみたら?」
 お店の人 「あ、あれは新作なので、こっちの別紙に載ってます」
 夏姫 「じゃあ、それ〜〜」

 そんな感じで、夏姫さんはメープル(紅茶でした)、私は白桃烏龍という桃の香りがする烏龍茶、ゆさんは龍井茶にしたのですが、他の3人は何にしたのか(聞いてもわからない)私には全然わかりませんでした。
 私と夏姫さんのお茶は、透明なガラスの細長いグラスとやはり透明なポットで、お店の人が説明してくれてお茶も注いでくれました(1杯目だけ)。
 他の4人は、「カッパ茶器」なる、不思議な1人用の軽い材質の磁気のポットで登場。
 お互いの芳香を嗅ぎあったりしてなかなか楽しい♪お茶もおいしい♪
 のんびりだべりながら、しばしお茶の時間となりました。

7.物色タイムin茶園

 この緑碧茶園は、角地にあって、店全体がビルの一部にはめ込まれたようになっています。
 店内は禁煙で、トイレも店を出たビルの中のものしかありません。
 夏姫さんが煙草のために席を何度か立ったのはすぐに想像できるでしょうが、そこへ行くだけで笑いを取れる人がいるとは(笑)。
 そう、それは夢見月さん〜♪。
 トイレから戻った彼女、いきなりこけています。「笑われちゃった〜〜〜っ!」 な、何があった? 
 「トイレって、通路曲がったとこにあるんですよね…」そう、ビルの内部にあるトイレは、かなり曲がりくねった場所にあります。
 「それ、気が付かなくてまっすぐ行って、ビルの事務所に入っちゃった!!」
 「へ!?でも、案内なかった?」
 「それも中入ってしばらく気がつかなくって、トイレ探してキョロキョロしてて、事務所の人が変な目で見るので何かおかしい!と気がついた!」
 「(ぷぷぷぷ・・・!!)」
 「出たら、扉の前に、お手洗いの矢印があったんですよ〜〜。私、猪突猛進で方向音痴なんですぅ〜〜〜〜!!」
 う〜〜ん、夢見月さん恐るべし。なかなか素敵なネタをありがとう〜〜♪

 こうして笑ったりだべりで盛り上がっているうちに、冰児さん、夢さんは、販売ブースの方へ行って物色し始めました。
 私と夏姫さんも出てきて、美しいこだわりの茶器や、珍しい茶菓子や、多彩すぎるお茶を見て回る。
 この緑碧茶園大阪店が出来たのは最近だそうですが、ここでしか売ってないオリジナルブレンド品もあるそうな。
 迷いに迷っていた夢さん、ついに茶器セットを購入。 そこで、冰児さんがお勧め!と言ったのが、「凍頂烏龍梅」。
 これは、凍頂烏龍茶という台湾のお茶に梅を漬け込んだコンポートらしい。
 「おいしいですよ〜」と勧められ、夢さんも夏姫さんも私も、思わず手に取ってみる。
 結局、私はお試しセットという5種類のお茶を詰め合わせたミニ籠に入った物と、この梅を買いました。
 その間、席の方を伺うと、ゆかりごさんと趣夏さんが男二人で盛り上がって談笑中。 どうもPCの話をしていたようでした。

 そして、いつの間にか降っていた雨も上がった様子。
 お茶屋ですっかり楽しい時間を過ごした私達は、ようやく店を後にしたのでした。

8.行き当たりばったり〜

 さて、茶園を出て次ぎは何処に行く?何も考えないまま、とりあえず来た道を戻ります。
私 「出光美術館はどうかな?」 夢さん 「ももうそろそろ閉まる時間ですよね〜(残念)」
夏姫 「出光美術館?何それ?ガソリン展示してるの??」
私 「夏姫さん…あれ見てよ〜ちゃんとした美術館だってば〜(東洋の古陶磁展でした、爆!)」
そうして東急ハンズの前まで来ると、冰児さんが行きたそうにしていましたが、なんとなく入れず。
やがて斜め前を見て「あ、LOFTだ〜〜!」「行きます?」……ということで、半ば強引にLOFTに行くことに。
「LOFTってなあに?」「東急ハンズと同じよ〜なもので、雑貨とかいっぱい売ってるとこなんですよ〜」「ふうん〜。」

ロフトの中に入ると、趣夏さんは、食器のコーナーへ直進。もちろん、茶器の前〜(笑)。
そこで夏姫さんがトイレクリーナーを気に入ったり、手袋の指にかわいい人形がついた身体洗い(?)を軍手さん(注6)のお土産に買ったり、私が箸やクッションカバーを買ったりしてなかなか楽しい時間を過ごしました。
そして1階まで戻ると、趣夏さん・冰児さんは腕時計販売コーナーで時計を物色。
しかし、1階のフロアはほとんど巨大な特設コーナーと女の子達で埋め尽くされていた・・・。
そう、この日は2月13日。バレンタインデーの前日だったのでした・・・。
「前日のこんな時間に買うなんてたいしたことないわよね〜〜」と言いつつ、煙草吸いたい〜とごねる夏姫さん。
一方、趣夏さん達は時計を買うことを決めたらしく、果敢に女子高生たちのレジ待ち列に並ぶ!う〜〜ん、勇気ある〜♪
そして無事に購入されて、買い物も終了〜。いい頃合いになったので夕食に向かうことになったのでした。

9.居酒屋の花茶 

 ほどよい頃合いになったこともあり、夢さんと私は、この界隈での夕食場所の相談を始めました。
このあたりは食べ物屋の多い場所なのですが、私は食事目的で来ることが多いため、りーズナブルな居酒屋さんの心当たりが思い浮かびません。
夢さんが、宗右衛門町に良さげな店の心当たりがある、とのことなので、宗右衛門町までは先導して、あとはお願いすることに。
平日なのに、心斎橋筋は大変な人出です。途中、マリフレールを発見した趣夏さん・冰児さん、大変入りたそうだったのですが…どうもすみませんでした。
ひっかけ橋を通り過ぎ、ついでに道頓堀のかに道楽と、恐怖のチンドン屋人形まで来たのはいいものの、肝心の店の詳しい場所がわからない。
そこで夢さん、ケータイで店の情報を調べる。
 「あ、地図まで載ってる♪」「おお〜〜〜!すごい!」「使える、このケータイ…」
というわけで、無事にアジアンな居酒屋に到着♪2階席に案内され、ようやく座ってほっと一息です。

 食べ物と飲み物メニューが来た時、一枚物のおすすめドリンクのメニューが一同の注目を一身に集めました。
その名も「花茶」!しかも、その写真では、丸くてお湯を注ぐと開くお茶に似ているのですが、その上に菊の花のような花が付いているのです。
なにせ、“あの茶将軍”趣夏さんが、「こんなの見たことありません」というのです。
そこで、お酒が駄目だという夢さんが、その注目の花茶を注文することに。
夢さんの前に運ばれてきたグラス、そこに入っているのは、二つお団子が繋がった形の丸いお茶。それがだんだんほぐれていくのを息を詰めて見守る私達(特に趣夏さん!)
上段のお団子がほぐれるとそこからは菊のような花が、さらにその上に帝王貝細工(花の種類)のような赤い花が出てくるのです!
下段もほぐれて、ほどよい飲み頃になってもまだ、しげしげと眺めている趣夏さん。
「いや〜、まさか居酒屋でこんなのを見るとは思いませんでしたよ〜〜!」 いやあ、発見があって良かった良かった♪

一方食べる方は、手羽先餃子とか、そばめし、中華風刺身盛り合わせ、ソースの辛い生春巻き、等アジアンちっく?な食べ物がいっぱいで楽しかったです。
お酒が入ると口もなめらかになり、趣夏さん冰児さんの夫婦漫才にも爆笑〜〜〜。
「だって、私が怒ったら黙って食器持っていって洗うんですよ、それも、自分の分だけ!!」「それは怒るわぁ〜〜(爆)」
また、夏姫さんが披露するはんにばるさんの話題でも、何故か笑いの渦が…(はんさん、ごめんなさいね♪)
デザートの甘味を頼んで、それを賞味する趣夏さんの嬉しそ〜〜〜な笑顔は、さながら、昨年秋の渋谷にて、狐突さんがMAOさんから赤福を受け取った時(注7)と同じく、印象的な満面の笑顔だったのでした〜。ちょっと忘れられないです(笑)
こういった楽しい時間が過ぎ、お腹もいっぱいになったので、ついにお開きとなりました。
いやあ、本当に良く笑いましたね。おなかがよじれそうでした。

最後に御堂筋まで来て、趣夏さん・冰児さんとお別れ。二人は翌日もお茶屋巡りをするのでしょう。本当に来て下さってありがとうございました。
そして、地下の難波の駅まで降りて、ゆかりごさん、夏姫さん、夢見月さんともお別れしました。
本当に楽しかったです♪皆さま、ありがとうございました〜〜〜♪



注1:「天空の舟」の雑談部屋(チャット)において、朝から出没する連中のことを「朝自棄団(あさやけだん)」と呼ぶ。
    (天空武鑑を参照のこと!)   http://miyagitani.net   
注2:ご存じの通り、夏姫さんちは車の販売業です。 http://autoalfa.cool.ne.jp/
注3:例の沖縄旅行のことである。詳しくは「倶楽部・夏姫」へ。 http://autoalfa.cool.ne.jp/kaki/index.htm
注4:夏姫さんは紫煙団(へびぃすもーかーの一団)です♪
注5:倶楽部・夏姫の「らこの独り言」を参照♪
注6:軍手さん=へいちゃん、つまり夏姫さんのご伴侶♪ (この注釈、夏姫さんがらみばかり…??)
注7:昨年11月、東京出張中の私・三重への出張帰りに東京に寄ってくれたMAOさん・平方さん・望さんの4人が渋谷で仕事中の狐突さんを襲った“半テロ事件”のこと。