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天龍八部 人物紹介その2

*この人物説明は、2004年央視版(中国中央電視台)の連続TVドラマを元に、ネタバレしない程度に原作の内容を加味して書いています。
*登場人物は、ほぼドラマの登場順です。
*人物相関図、あらすじは、チャンネルNECOさんの特設ページへ。
*本国の本家サイトはこちら。
*原作を読みたい方は、徳間書店から発売されている単行本をどうぞ♪
*チャンネルNECOを見られない方でも、レンタルDVD/ビデオで見ることもできます。
*DVD/ビデオの購入はマグザムさんのページへ。
*人物説明にはかなり個人的見解が入っています。もし記載事項(漢字など)に間違いを見つけられたら、掲示板でもメールでもお知らせ下さいm(__)m

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★11〜12話で新たに登場する人物は、ほとんどいません^_^; あえて書いても喬三槐ぐらいかなあ・・・。
1人だけでもつまらないので、番外で名前のあがった人を書いてみます。


*金(きん)  
  水車小屋の男。婚約者と小屋の中でよろしくやっていたところ、とびこんできた段誉くん達に場所や服を貸すことになった。
 
*李延宗(りえんそう)
   暮容復が西夏兵になりすまして使った偽名。

*易大彪(えきだいひょう)
  丐幇の大信分舵の舵主。西夏一品堂の襲撃を知らせる早文を送った人。

55) 喬三槐(きょうさんかい)
 少林寺の近く、少室山のふもとに住む農夫。30年前に赤子を預かり、養子とは知らせずに育てた。
  

★13〜14話で登場する人です。重要人物がごろごろ登場します。
特に、玄慈游担之は赤丸付き重要人物です。

56)玄慈(げんじ)
武林の名門にして最高峰、少林寺の方丈(ほうじょう)。
慈悲篤く、武林における人望も高い大人物。
名前に「玄」の付くのは三六代目であり、みな兄弟弟子である。
少林七十二絶技のひとつ、大金剛掌の使い手。
いろんな意味において重要人物である。

57)玄寂(げんじゃく)
玄慈の兄弟弟子。
顔の四角い人。戒律院の首座。粘花指が得意技。

58)玄難(げんなん)
玄慈の兄弟弟子。
あごひげのある背の低い人。達磨院の首座。袖裏乾坤が得意技。

59)止清(しゃせい)
少林寺の弟子の1人。不審なふるまいをする。

60)鮑(ほう)、向(きょう)、祁六(きろく)
聚賢荘に呼び集められた武林の人々。
鮑氏は、喬峯の知人だった。

61)薛神医(せつしんい)
本名は薛慕華(せつぼか)。
当代一の名医であり「神医」と呼ばれている。
逍遙派(しょうようは)の蘇星河(そせいが)の弟子で、函谷八友(かんこくはちゆう)の1人だったが、ある理由により破門されている。

逍遙派(しょうようは)とは・・・
物語の冒頭で、段誉くんが仙女像に叩頭して入手した奥義書(凌波微歩と北冥神功)は、この逍遙派のものでした。
掌門・無崖子(むがいし)と彼を巡る人々については、中盤〜後半で大きく関わってきます。
元弟子の裏切り者・丁春秋(ていしゅんじゅう)、霊鷲宮(りょうじゅきゅう)の天山童姥(てんざんどうぼ)、
西夏国の李秋水(りしゅうすい)、蘇星河(そせいが)、薛神医など、みんな逍遙派の関係者です。


62)游驥(ゆうき)
聚賢荘(しゅうけんそう)の主。
薛慕華と共に、武林の豪傑を集め、喬峯への裁きを決めようとした。

63)游駒(ゆうく)
游驥の弟。聚賢荘の兄弟として有名。

64)游担之(ゆうたんし)
聚賢荘の主・游驥の1人息子。
父の死後、簫峯を仇として付け狙い、「荘聚賢(そうしゅうけん)」という偽名を使って丐幇に入り込む。
阿紫(あし)を愛したばかりに、鉄仮面を付けられ「鉄丑(てっちゅう)」と呼ばれる。
数奇な運命を生きることとなる。

65)譚青(たんせい)
悪貫満盈こと段延慶の弟子。
簫峯(喬峯)の相手をするには早かったと思われる。

66)謎の黒衣の覆面男(爆)
聚賢荘から簫峯を救い出した謎の黒衣の男。
非凡な武術の達人。
実はすでに紹介した人物です。番号だぶってます(笑)

★15〜16話で登場の人物です。ようやく憎まれ役のヒロイン・阿紫が登場します。
こういう人物が登場するのが金庸作品の特徴でしょうか。

67)阮星竹(げんせいちく)
段パパの愛人ズの1人。
段正淳との間に2人の娘をもうけるが、大理に連れて帰れない段正淳は幼い時に人に預けてしまった。
(つまり、段正淳は少なくとも「阮星竹との間に娘がいるということ」だけは知っていたということですね!)
小鏡湖(しょうきょうこ)で暮らしている。
段パパの愛人の中では、比較的穏やかな性格。

68)阿紫(あし)
阮星竹の娘、阿朱の同母妹。
悪名高き星宿派(せいしゅくは)の丁春秋(ていしゅんじゅう)の弟子。
感情の起伏が激しく、善悪の区別がなく、無邪気でわがまま、残酷な小娘。
自分を慕う游担之をなぶりものにし、世話をする簫峯を振りまわす。
憎まれ役であっても、物語に占める重要度からは、明らかにヒロインと言えるでしょう。
シンボルカラーは紫。

★17〜18話に出てくる人物です。今回は1人だけ。

69)獅吼子(しこうし)
星宿派・丁春秋の二番弟子。
茶髪なのに黒いまつげ(濃い目張り)と黒い髭、横縞の衣服と、異様な風体。
阿紫が師父から盗んだ神木王鼎(しんぼくおうてい)を追っている。

★19〜20話で出てくる人物です。
あと熊とか兎とか、ヤブ医者、酒屋の主人、服屋の主人、皇太后など省略(笑)

70)出塵子(しゅつじんし)
星宿派・丁春秋の三番弟子。奇妙な髭の男。
他の兄弟弟子達と阿紫を追ってきた。

71)摘星子(てきせいし)
星宿派・丁春秋の一番弟子。
緑色の花火をまとって、空から降ってくる登場シーンは爆笑もの(笑)
師父の薫陶よろしくお世辞を好み、兄弟子達に威張りまくる。
軽功の達人だが、簫峯曰く「巴天石や雲中鶴には劣る」腕前。

72)完顔阿骨打(わんやんあぐだ)
女真族、完顔部の族長。
長白山(東北部分と朝鮮半島の境界にある山脈)のあたりに住む。
簫峯の腕に感心し、彼の友となる。
後に、遼に対し反乱を起こし「金」を建国し、初代皇帝となる。
そして北宋と組んで、遼を滅ぼすことになる。
言うまでもなく「射G英雄伝」の完顔パパは、彼の子孫になります。

73)耶律洪基(やりつこうき)
完顔阿骨打と簫峯が出くわした契丹人の頭。
遼の第8代皇帝、道宗。
簫峯の豪傑ぶりに感動し、彼と義兄弟となる。
宋の征服を悲願としているが・・・。

★21〜22話で出てくる人です。
 ついにようやく主人公の三人目・虚竹(こちく)くんの登場です!!
 再度紹介します。

3)虚竹(こちく)
少林寺で育てられた真面目で純朴な青年僧。
偶然に珍瓏(ちんろう)を解いてしまったために、逍遙派の掌門を押しつけられ、
あんなこんなで思いもよらぬ人生を送る羽目に。
欲のない善人で、お人好し。
後に、簫峯、段誉と義兄弟となる。

74)丁春秋(ていしゅんじゅう)
悪名高き星宿派(せいしゅくは)の掌門。
別名・星宿老怪(せいしゅくろうかい)。
逍遙派の無崖子(むがいし)の二番弟子だったが、裏切って師匠を谷底に突き落とす。
おせじ・おべっかを好み、弟子達にいつも自分を褒め称える言葉を言わせている。
毒の扱いにかけては一人者で、体内に溜め込んだ毒を使う「化功大法(かこうたいほう)」を編み出した。
悪貫満盈を引かせるほどすご腕の悪人。

75)蘇星河(そせいが)
逍遙派・無崖子の一番弟子。別名・聡弁(そうべん)先生。
丁春秋に深手を負わされ、身を守るために口も聞けず、耳も聞こえないふりをしていた。
8人の弟子・函谷八友(かんこくはちゆう)を守るために破門していた。
趣味に入れ込みすぎて、武芸を極められなかった。
(笑傲江湖で莫大先生をやっておられた方ですね〜〜)

★23〜24話で出てくる人です。22話〜30話ぐらいまでが虚竹編でしょうか。

76)無崖子(むがいし)
逍遙派の掌門。
当年とって93才、若い頃は相当な美形だったと思われる。
弟子の丁春秋に裏切られ、以後30年間洞窟の中でじっと後継者にふさわしい者が来るのを待っていた。
この年になっても彼を巡る女性達の争いが続いている。
きっと段パパも真っ青の色男だったに違いない。

77)康陵広(こうりょうこう)
蘇星河の元弟子、函谷八友の1人。
薛神医と同輩の弟子。原作では阿碧の師。

★25〜26話で出てくる人です。ついに大物・天山童姥の登場です!

78)桑土公(そうどこう)
天山童姥に支配されている三十六洞七十二島のうち、川西碧燐洞の主。
地行の術を得意とする、小さい人。
(ホビットではありません)

79)烏老大(うろうだい)
天山童姥に支配されている三十六洞七十二島の束ね役。
それなりに変わり身の早い男だが、
最後の最後まで苦労人。

80)卓不凡(たくふぼん)
33年前に天山童姥に皆殺しにされた、一宇慧剣門のただ1人の生存者。
実は、結構目立ちたがり屋さん?

81)天山童姥(てんざんどうぼ)
縹緲峰(ひょうびょうほう)霊鷺宮(りょうじゅきゅう)の主。
逍遙派の無崖子の姉弟子。
見かけは童女、中身は96歳のお婆さま。
三十六洞七十二島の人々を、生死符をもって恐怖で支配している。
30年ごとに6歳の子どもに若返る「八荒六合唯我独尊功(はっこうりくごうゆいがどくそんこう)」を習得している。
霊鷺宮の九天九部の女達を部下として従えている。

82)李秋水(りしゅうすい)
西夏国の皇太妃。
天山童姥の妹弟子にして、仇敵。
若く見えるが88歳。おそらく年を偽って皇太子妃になったのだろう。
兄弟子の無崖子を巡って天山童姥と敵対、顔に傷を付けられ、憎み合っている。
かつて、黒子とえくぼのある妹がいた。
娘の気性はこの母親ゆずりか・・・。


★27〜28話で出てくる人物です。

83)夢姑(ぼうこ)
寒くて真っ暗闇の氷室に、いきなり全裸で連れてこられた娘。
寝ているところを服をはがれて氷室に連れ込まれたら、ああなるものか?
暗くて顔も見てないって言ってるけど、見てるような・・・^_^;

84)余婆(よば)
霊鷺宮の九天九部のうち、昊天部(こうてんぶ)の頭領。
「婆」というのは敬称で、婆様ではありません。
スタイルの良い美しい女性で、天山童姥からは「小余」と呼ばれていた。


★29〜30話で出てくる人物です。

85)竹剣(ちくけん)&梅剣(ばいけん)
霊鷲宮の主の世話をする双子の侍女。
酔っぱらった主を風呂に入れ、服を着せ、主のためなら人を脅す侍女の鑑。
原作では、菊剣、蘭剣とともに四つ子という設定だった。

86)慧輪(えりん)
虚竹の直接の師匠。
37代目には「慧」の字が付く。
髭以外はほとんど印象に残らない・・・。

87)縁根(えんこん)
少林寺の菜園をまかされている僧。
罰を受けるためによこされた虚竹を虐め倒す。
しかし、強いものには弱い小心者。


★31〜32話で出てくる人物です。
灰色覆面男は、登場してすぐ次の話で正体が判明するのですが、ここではまだネタバレできません・・・^_^;

88)玄生
少林寺の36代目で玄慈達の弟弟子。
実はどの時点から登場したのか、はっきりわからない・・・(^_^;)
玄寂とともにいるという以外にあまり特徴がない。

89)灰色覆面男
灰色の覆面をした初老の男。
とっさに衝動的な行為をしようとした暮容復を止めていさめる。
黒衣の覆面男とは、深い因縁があるようであるが・・・?

★33〜34話で出てくる人物です。
物語は最大のクライマックスを迎えます。

90)謎の老僧
少林寺の蔵教閣の服事僧(掃除などの雑務に携わる僧)。
寺の誰もが知らないという存在の不思議さ、悟りを得た物言いと見識の高さ、寛容な徳の高さ、
武人もかなわぬ功力の強さ、どれをとっても人間業とは思えない。
神か仏の化身が具現化した姿かと思われ、まさに「神僧」の呼び名がふさわしい。


★35〜36話で出てくる人物です。

91)宋賛王子(そうさんおうじ)
吐藩国の王子。
西夏国の公主の婿になろうと、西夏までやってくる。
段誉にライバル心を燃やす。
下品だが、まだ20代。


★37話で出てくる登場人物です。

92)銀川公主(ぎんせんこうしゅ)
西夏国の王女。
李秋水の義理の妹にあたる。
婿とりのために、江湖の人々を集める。
西夏国王は、きっと娘に甘い父親に違いない。


新規登場人物はこれで終了です。
ぜひ原作も読んで、楽しんで下さいね!
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